未成年が買取を利用する場合には同意書が必須
価格が高騰する時計買取
中古品の買取を利用したことがある人なら、思っていたよりも安く買い取られてしまった…という経験をしたことがあるのではないでしょうか?
最近は、リサイクルやリユースという観点から、あらゆる中古品を買い取ってもらうことができますが、そのほとんどは定価で買った時よりもはるかに安く、店頭買取や宅配買取などを利用する場合には、お店までの交通費や配送料の方が高くついてしまった…なんていうケースも珍しくはありません。
しかし、中古品買取の中でも、高級ブランド腕時計の買取は別なようです。近年の円安やコロナ禍、ウクライナ問題といった状況は、高級ブランド腕時計の生産数の減少を引き起こし、販売価格の高騰や需要の上昇を招きました。
その結果、時計買取の現場では、かつてない買取価格の高騰や中古品販売の増加が起きることとなりました。
買取の際の持ち物
時計買取を利用する場合、絶対に必要なのは売るための時計ですが、それ以外にも付属品(箱やサイズ調整のために取り外したコマなど)や取扱説明書、保証書、オーバーホールなどをしていればその証明書などを揃えられると、さらに高額買取が期待できます。
また、実際に査定をしてもらって、買取手続きに入る場合には、「買取承諾書」と呼ばれる書面にサインをします。このとき、必ずサインをする本人の身分証明書を求められますから、忘れずに用意しておくようにしましょう。身分証明書は、顔写真入りのものが確実で、運転免許証やパスポート、マイナンバーカードなどが良いでしょう。お店によっては保険証など顔写真がないものでもOKというところもありますが、顔写真がないとNGとなるケースもありますから注意が必要です。
また、未成年の場合は買取不可となるお店が多いのでこちらも注意しましょう。未成年でも買取対応してくれるというお店の場合でも、かならず保護者の同意が必要となります。この場合は、保護者が記入した同意書と、保護者の確認書類(身分証明書)が必要となります。